激安10GbE計画(13)ファイルシステムによる性能の違い

ファイルシステムによる性能の違いがあることが分かった.

RealSSD C300 128GBを使っている,過去の記事等を見ると 読み込み330MB/s,書き込み150MB/s程度のSSDを使って検証.ESXiにVMFSで30GBの領域を2つ確保Ubuntu 18.04にマウント,一つをext4で,一つをXFSでフォーマット,それぞれに7GB程度のファイルをFASTCOPYで移動するときの挙動


ext4では読み込みが2.3~2.5Gbps≒290MB/sなのでほぼ性能を出し切っている.ところが書き込みになると,最初のキャッシュが利いている領域は4Gbps超が一瞬でて,その後600Mbps≒75MB/s程度程度に低下する.

一方XFSでは読み込みと,書き込みの初期の挙動はext4と同じ挙動だが,安定状態の書き込み速度が1.2Gbps程度とほぼ150MB/sとほぼ性能を使い切っていることがわかる.

ESXiでubuntuでsambaサーバー構築する際はXFSか.ext4って連続書き込み遅いのかESXiとの相性か.

CrystalDiskMark7.0の数字を見ていると小さいサイズだと逆転していて,exit4の方が速い.大きいサイズでは変わらないことになっている.



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